title 從軍行 第四章 author 夏目漱石 body 空を拍つ浪、浪消す烟、 腥さき世に、あるは幻影。 さと閃めくは、罪の稻妻、 暗く搖くは、呪ひの信旗。 深し死の影、我を包みて、 寒し血の雨、我に濺ぐ。