title 從軍行 第五章 author 夏目漱石 body 殷たる砲聲、神代に響きて、 萬古の雪を、今捲き落す。 鬼とも見えて、焔吐くべく、 劍に倚りて、眥裂けば、 胡山のふゞき、黒き方より、 銕騎十萬、として來る。